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ライブ放送する人たちは見世物小屋の動物

ライブ放送は定期的にネットニュースになる。そのニュースに対するネットの意見は「素人の生放送の方がテレビより面白い」等が多い。最近は配信業などといい、放送者の中には仕事と位置づけている人もいるようだ。

ここ最近、ニコニコ生放送を見ていた。芸能人気取りの芸NO人だらけだった。ランキングの上位のライブを見たが、どれも悪口を言ったり、無許可でどこかに突撃したりと揉め事を起こすだけだ。

配信業だなんだとのたまっても、所詮何の芸も無い素人。そんな彼らが衆目を集めるには騒ぎを起こすしかない。道の真中の裸踊りと同じで技術は必要無く、羞恥心や道徳心さえ無ければ誰でもでき、それに野次馬は集まる。

無関係の人(周囲の人々や警察官等)を巻き込んだ迷惑行為に人々が集まるのは分かる。通り魔が起きれば被害者を無数の市民がスマホで撮影する時代だ。だが、そういった騒ぎも常に起こすわけではなく、大抵は雑談などどうでもいい内容で、それに多くのユーザーが集まる。

昔、「かってに改蔵」という漫画があったが、そこにどんなに芸人が面白いことをしても、友達のお漏らしには勝てないという内容が載っていた。雑談なんてものに人が集まるのもこうした心理なのだろう。

最初に過激な迷惑行為を放送し、それらを喜ぶ野次馬を集め人気を取る。後は獲得した人気を使い人を集め雑談するだけ。ニコニコ生放送で人気配信者、芸能人より面白いとされるニコ生主達は全部コレである。

私はなぜ彼らはライブ放送などするのだろうと考えた。最近は金銭的リターンがあるサービスもあるらしいが、それ以前からライブ放送は人気だったし、今でもリターンがある人は極一部だ。

ネットに一度情報が出れば消すことは不可能だ。顔出しで気違い放送をすれば後々の人生に悪影響が及ぶのは子供でも分かる。自らのプライバシーを切り売りし、今後の人生の可能性も売り、気違い行為をする事で人間の最大の資産である羞恥心さえ売ってしまう。

それで何が手に入るのかといえば、ワーキャー騒ぐ野次馬、姿の見えぬ幽霊みたいな友達だけだ。まともな人はこんな取引するわけがない。

恐らくライブ放送をする人々は社会の底辺ではないか? 単純に金銭的なだけではなく、人間関係なども含め全く充実していない人たちなのではないか? 失うものがほとんど無い人達だからこそこんなにリスキーな行動に出られる。

配信者達は皆、お金が無さそうで、友達がいなさそうで、誰からも必要とされない褒められそうもない人たちばかりである。そんな彼らはネットの生放送で閲覧者が多いという実にくだらない栄誉でも渇望する。100万円で5円を買うような取引でもやってしまう。

ひょっとしたらライブ放送を見ている人たちは、檻の中にいる底辺という動物を見て喜んでいるのかもしれない。そんな連中を配信者達がやっと出来た友達だと考えているなら、これほど哀れなことはないだろう。

配信者の未来は暗い。芸が無いから騒ぎで人気を得る。その人気はいずれ無くなる。その時はまた騒ぎを起こし人気の再取得をやらねばならない。しかし、視聴者は慣れるため、行動は徐々に過激になり一線を越え破滅する。

その時、彼らに残されるのはウェブに撒き散らされた恥だけだ。