EXILIM_EX-ZR100 - 品評

EX-ZR100を購入して一週間ほど経過し、おおよそ使い勝手も分かってきたのでレビューします。


良い点
○画像はとても精細で美しい
○連射機能有り
○ズームは12.5倍で必要十分
○夜景も綺麗に撮れる
○パノラマ機能が簡単、便利
オートフォーカスが早い(らしい)。デジカメ初購入のため、他レビュー参考
○マクロ撮影も可能
○動画の画質も精細
○FHD動画が撮影可能
○ハイスピード動画が撮れる
○バッテリーが長持ち


悪い点
○サイズが大きい(らしい)。デジカメ初購入のため、他レビュー参考
○デザインに高級感が無い。遠目だとトイカメラに見える
○デフォルトの設定だと、電源ボタン以外からもスイッチが入る。これだと持ち運び中にぶつかり、スイッチが入るとレンズが出てくるので、壊れる原因となる
○動画撮影時の手ブレ補正は無いに等しい
○暗所で動画撮影すると大分暗くなる
○動画撮影中にズームするとズーム音が入る

以下に実際に使って見た、EX-ZR100の代表的な機能を紹介します。


HDR撮影
HDRというのは、連射した画像を合成して一枚の写真を作成する撮影方法です。明暗のはっきりした場所での撮影ではオートよりもHDRで撮影した方が、より実際の目で見た感覚に近い写真になります。下は左がオートで撮影した写真、右がHDRで撮影した写真です。

オート撮影 HDR撮影




左は左で雰囲気がありますが、HDRの方がはっきり映っているのが分かります。実際も左ほど暗くはありませんでした。HDRはオート、プレミアムオートと比べて画角が狭くなるようです。


マニュアル(M)
この機種にはマニュアルモードという、撮影の設定を細かく決められるモードが存在します。例えばISO感度F値シャッタースピードの設定など。ネットで調べた程度の知識で解説すると、

ISO感度
ISO感度は取り込む光量の設定を表す項目で、数字が大きくなるほど取り込む光量も多くなる。同じシャッタースピードの場合、ISO感度が高いほど明るい写真になる。つまり、暗い場所でも明るく撮影する事が出来る。

しかし、上げれば上げるほどノイズ(ゲインノイズ)が現れ、画像がザラザラした質感になってしまう。だからといってISO感度を最低にすると、取り込む光量が少なすぎて暗い画像になる。この場合、シャッタースピードを長くする事で必要な光量を確保する事が出来るが、シャッタースピードを上げればそれだけ手ブレの可能性も上がってしまう。

F値
絞り値とも呼ばれ、レンズの明るさを示す。基本的に数字が小さい方が明るくなる。数字が大きいと暗くなるが、被写界深度が深くなり広い範囲にピントが合わせられる、らしい。

シャッタースピード
これはそのままシャッターを切るまでの速さの事で、速い方が手ブレが起きにくくなる。

マニュアルモードといっても制約があり、シャッタースピードを15秒(MAX)にすると、ISO感度は100固定だったりします。

私は暗所(夜景)も綺麗に撮りたいと、裏面照射式CMOSで売れているこの機種を購入したので、こちらの記事を参考に暗所用の設定にしました。

要はF値を絞ってシャッタースピードを長くするか、F値を絞らずシャッタースピードを短くするか、という事らしい。だったらF値を絞らずパシャッといける方がいいのではと思いますが、F値を絞ると被写界深度が深くなりピントが広くなるため、三脚があるならF値を絞りシャッタースピードを長くして、明るさが足りないと判断したらISO感度を徐々に上げていけばいい。

しかし、EX-ZR100はISO感度を上げると勝手にシャッタースピードが短くなったりするため、自由には出来ないという欠点があります(ISO感度を200にするとシャッタースピードは4秒以下になるとか)。

さらに、このEX-ZR100はこちらの記事に書かれていますが、被写界深度が変わらないNDフィルターによる光量調節方式を採用しているらしい。なんと意味が無かった。ならばF値は一番明るい3.0で構わないという事になります。

そこでISO感度100、F値3.0にして夜景を撮影しました。下はシャッタースピードを1/500、5、10、15で同じ夜景を撮影した写真です。



M F3.0 ISO100 1/500 M F3.0 ISO100 5
M F3.0 ISO100 10 M F3.0 ISO100 15
オートで撮影
やはり最長15秒で撮影した写真が最も明るくなっています。比較としてオートでも撮影しましたが、カメラが自動で設定してくれるので、オートでも十分綺麗に撮影出来ますね。 マクロ撮影 マクロとスーパーマクロで撮影した写真です。手で持って撮りました。




マクロ撮影 スーパーマクロ撮影
パノラマ撮影 パノラマはとても撮り易く、仕上がりも違和感なく美しい。誰でも簡単に撮れると思います。 BS撮影 BSとはベストショットの略で、色々なシーンに応じたモードが予め用意されている。下はHS夜景モードで撮影した写真。




HS夜景モード  F3.0 ISO3200 1/8 HS夜景モード F3.0 ISO100 4
やはりカメラが自動で最適設定になるようで、無難な結果を得る事が出来ます。 ズーム機能 この機種には、色々な直感的でないネーミングのズームがいくつも存在し、正直よく分かりません。一応、オート撮影と他3つのズームで撮影しています。




標準 シングル超解像ズーム




マルチ超解像ズーム マルチ超解像ズーム+デジタルズーム
最後のマルチ超解像ズーム+デジタルズームは、これがコンデジかと思うほどよっています。盗撮でもさせる気かというレベル。若干、画質がのっぺりしますが、何が映っているかは十分判別出来ます。三脚を使わず手持ち撮影でしたが綺麗に撮れています。 動画撮影 動画撮影に関しては以下の動画が参考になります。ソニーのDSC-HX9Vなる機種とZR100での動画比較です。 DSC-HX9Vの方が、手ブレ補正が聞いて滑らかですね。高いから当たり前ですけど。 さらに、ZR100と804-LWというワイコンを使った動画がありました。ワイコンというのは「ワイドコンバージョンレンズ」の事で、要はより広角撮影が出来る外付けレンズの事のようです。 DIGITAL KING コンパクトデジタルカメラ用コンバージョンレンズ 0.45×Wide L-size 804L 【首都高】 神奈川線ループ 総評 デジカメとして基本機能は必要十分、さらにハイスピードムービーなど尖った機能もあり、これで13,000円弱なら間違いなくお買い得な製品と言えます。買って全く後悔はありませんね。 撮影も簡単で、標準のオート撮影でシャッターを押すだけでも十分綺麗に撮影可能です。この手の機械に疎い人でも簡単に扱う事が出来ます。 色は黒が良かったが買いたいショップでは品切れ、しょうがなく白を買いました。しかし、実物はモニタで見た安っぽいオモチャのような白ではなく、ちょっと深みのあるパールホワイトで結構満足しています。黒ならもっと良かったかも知れませんが。
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